2014年3月29日土曜日

モントレー旅行

うちではいつも旅行の計画を練ったり予約を入れたりするのは妻の役目だけど、今回はジーナ式夜間断乳(後ほど記事にする予定)を決行中で疲労困憊だったので、代わりに夫が担当することになった。夫のプランでは、土曜に出発して1泊旅行することになっていた。

金曜日の夕方、ipod touchを見ていた夫が急に挙動不審になったので何だろう?と思っていると、「Googleカレンダーに今日、あと20分後にチェックインって表示が出てきた…」と言う。インターネットで予約状況を確認してみると、なんと今日(金曜)宿泊することになっているではないか!モントレーまではAmtrakの鉄道とバスを使って片道5時間はかかるうえ、その日にモントレーまで行く便はもうなかったので「諦めるしかないよ」と言う私を「ホテル代300ドルは諦められない!」と夫が押し切り、それから1時間以内に荷物をまとめて出発!

サンフランシスコ空港までバスとBARTで行き、空港からモントレーまではMSTのシャトルバスを利用することにした。この次に空港に行くときは帰国するときだとばかり思っていたのに…!

MSTのシャトルバスは、ドライバーのほかに9人までが乗車できる小型のバンだった。サンフランシスコ空港からサンノゼ空港を経由してモントレーまで3時間の道のりを、陽気な黒人のおじさんドライバーが運転してくれた(料金は1名につき50ドル)。車内は静かにジャズが流れるなか、息子は一度も起きずに眠り続けてくれて、深夜、ホテルに到着。海に面した部屋で、窓を閉めていてもかすかに波の音とアシカの鳴き声が聞こえてくる。翌日の夜に泊まるホテルの予約を入れて、とりあえず寝る。

土曜日。寒くて目が覚める。海の近くだからか、ものすごく冷え込む。寒い、寒いよモントレー!この日はモントレー水族館に行ってみた。ラッコとマンボウと、一日に30センチは成長するという海藻・ジャイアントケルプが目玉らしく、大混雑!魚に気をとられていると人にぶつかってしまうほどの、すさまじい混み具合。

1時間ほど潮風にさらされながら歩き、ホテルパシフィックに到着したときには私はすっかり風邪をひいてしまっていた。体感では38度台後半~39度くらいの発熱もあった。明日のホエールウォッチングはダメかなぁ、でもそれが目当てでモントレーまで来たんだから!と根性で一晩のうちに熱を下げる。



日曜日。熱が下がったので、ホエールウォッチングに行くことにする。フィッシャーマンズワーフでおじさんが呼び込みをしていた小型船に乗り、3時間の船旅の始まり!いろんな会社が船を出しているけれど、なかにはリスク回避のためなのか、赤ちゃんが乗船できないものもあるので必ず係員に確認するといいと思う。

出発から10分後にはイルカの姿が見られたりして、わーいわーい♪とはしゃいでいた私。…30分後。ずっと気づかないふりをしていたのに、とうとう無視できないほどの異変がやってくる。船酔いで最初の脱落者となり、船内の休憩室で横になることに。アナウンスで「クジラが3頭見えるよ」などと流れる度に、ヨタヨタと気力を振り絞って見に行くのだけど時すでに遅し、クジラさんが吹いた潮だけが見えるのみ、というのを数回繰り返したあと、力尽きてひたすら寝に徹する。ふと休憩室内を見渡すと、いつのまにか満席になっている。私のほかにはヒスパニックや黒人ばかりで、有色人種は揺れに弱いのかしら?と思ってしまう。白人たちは揺れがくるたびに「ワーオ!」と歓声をあげている。



夫に抱っこ紐で預けていた息子には、この揺れがとても心地よかったらしくてずっと寝ていたらしい。ときどき目を覚ましても、揺れに眠気を誘われて再びすーっと眠りについてしまい、ほとんど寝て過ごしたそうな。



船から下り、フィッシャーマンズワーフを散策し、あわただしくランチを済ませて帰途につく。モントレーから帰る手段は、Amtrakが運行しているバスに2時間乗ってサンノゼ駅まで行き、サンノゼ駅からはAmtrakの鉄道でバークレー駅へ。車がなくても何とかなるものです!




2014年3月22日土曜日

Children's Discovery Museum

サンノゼにあるChildren's Discovery Museumに行ってきた。ここは子どもが科学に親しむことができる企画や展示がたくさんあって、一日じゅう楽しめるおすすめの場所。

自宅からサンノゼまではAmtrak鉄道を利用して、片道1時間半で行くことができる。サンノゼまでは車がないと行かれないと思い込んでいたので今までずっと行かずにいたのが残念!もっと早く発見していれば、もっと観光できたのに!

最寄り駅は4th streetとUniversity Avenueが交わったあたりにあるBerkeley Station。駅の建物はなく、「BERKELEY STATION」と書かれた高い壁があるだけの無人駅。壁の反対側にまわると、プラットホームも改札口もなく、ただ線路があるのみという造りになっている。Amtrakのホームページでも乗車券を購入することができるけれど、初めてだし手続きがうまくいかなかったら困るから、と思って駅の自動券売機で乗車券を購入。ところが1枚目の乗車券を印刷したところで「OUT OF SERVICE(利用不可)」の画面になって焦る!どうしよう?38ドル(大人2名分の運賃)を諦めるのはちょっと…とあわてながら、購入に使ったデビットカードをもう1台あった自動券売機に入れてみるとデータが残っていて、残りの乗車券も無事に発行することができた。アメリカ生活で学んだ心得「どんなに無理だと思っても諦めない、あがいてみると道は開ける」がこんなところでも活きてくる。



UC villageの住民ならご存知のとおり、Amtrak鉄道の汽笛はものすごくうるさい。以前、駅を下見したときに、間近で聞いた汽笛が耳をつんざくような轟音で、大人でも「うっ…!」と耳を塞ぎたくなるほどで、あまりの音量に息子が号泣してしまったことがあった。今回は息子を泣かせないために、夫の愛用するBOSEのノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンを用意。いや、でも大人用だから赤ちゃんに着けても大きすぎるでしょ?と言っていたら、息子の頭にはぴったりだった。生まれたときから頭が大きくて、すれちがいざまに「Big Head!」と言われることも珍しくない息子。BOSEのヘッドフォンのおかげで、貨物列車が通過したときも微動だにせず眠っていた。息子の頭がでかくてよかったと初めて思った瞬間であった。



やってきた電車に乗ってサンノゼへ。汽笛がうるさいのは貨物列車だけで、人が乗る電車の場合はうるさくないのでご安心を。車内の感じは日本の電車と似ている。車掌さんがやってきて乗車券の確認をするほかには乗務員の出入りはない。Cafe Carと呼ばれる、飲食物の販売をする車両があるし、身体障害者用のトイレにはオムツ交換台もある。このルートの残念なところは、車窓からの景色があまりよろしくないところ。BerkeleyからFremontのあたりまでは、廃墟と落書きとごみ処理工場の外に山積みになったごみばかりが視界に入る。



終点のサンノゼで、今度はVTA Light Railに乗り換える。サンノゼ駅から3駅目のConvention Center駅で下車。この路線はClipperが使えるのが便利。

Children's Discovery Museumは、「地球の歩き方」で「子供たちの笑い声が絶えない」と紹介されていたけれど、それは本当だった。建物に入った瞬間から子どもの歓声がひっきりなしに聞こえてきて、館内は楽しい雰囲気で満たされていた。



職業体験コーナーでは消防車や救急車に乗ることができ、模擬のファーマーズマーケットではおもちゃの野菜を計り売りしたり、模擬レストランで料理して給仕したりすることもできる。子どものための科学実験室があり、粘土細工などのクラフトコーナーもあり、水を使って遊べるコーナーは特に子どもたちから大人気!企画の内容を理解して遊ぶには、たぶん1歳半くらいにはなっていないと難しいかもしれない。でもハイハイ専用ルームもあったりして、0歳の子も歓迎されているのが嬉しい。ここで出会った中国人の女の子の赤ちゃん(なんと、魚ちゃんという名前!)と仲よくなることができたのも、素敵な出来事だった。



2014年3月7日金曜日

英語のよみきかせ


赤ちゃんでも参加できる英語の読み聞かせをやっと見つけたので、先月から通っている。Berkeley Public LibraryのCentralで毎週水曜日に行われるBaby Bounce& Toddler Story Time(以下、Baby Bounce)は、短時間ながら密度の濃い内容でとても充実している。

水曜日は10時に図書館が開館する。時間前に到着すると、いつもたくさんの人が待っていて、ベビーカーも数台いる。開館と同時に順序良くエレベーターに乗って4階のChildrenコーナーへ。フロア全部が子供向けになっていて、絵本はもちろん、絨毯敷きになっていて子どもが遊べるコーナーもあり、Baby Bounceは一番奥のStory Roomで行われる。その手前にパソコンコーナーとCD・DVDコーナーがあり、その区画には床に青いテープが直線上に貼られていて、ベビーカーはこのテープに沿って縦列駐車するルールになっている。ちなみにこの空間には日本語の絵本の棚もあり、五味太郎さんや谷川俊太郎さん、中川李枝子さんなどの絵本や「ドラえもん」も数冊置いてあった。

Baby Bounceは、読み聞かせをする女性とギターを弾くおじいちゃんの2名のスタッフが担当。つねに30組を越える親子が参加して大盛況!内容はというと、1冊絵本を読み終える度に歌を織り込み、子どもが飽きないように工夫されている。歌は、Head,Shoulders,Knees and Toes、Open, shut them、If you're happy and you know it, clap your hands、Incy Wincy spider、Twinkle Twinkle Little Starなど、割と有名な曲もあったのでついていくことができた。でも中には子どもをゼリーやプリンに見立てる遊び歌・Jelly in a bowlや、子どもを植物にたとえて遊ぶThis is my gardenという歌など、毎回何かしら初めて耳にする曲があるので一緒に歌えないのがちょっと寂しい。

最後には楽器を使ってみんなで演奏するのが楽しい。マラカスかスティックス(お箸のように2本1組になった棒状の楽器)を選んで、ギターに合わせて歌いながら思い思いに演奏。冒頭の注意喚起で写真撮影は禁止と言われてしまったので、写真を掲載できないのが残念。

インターネット上では、「午前10時からチケットを配り始め、なくなり次第終了」とあったので、「そんなに人気なのかな?」と思って早めに到着したものの、実際にはチケットは配っていなかったし、人数制限もされていなかった。開始時間ぎりぎりに入場する人もけっこう多かったので、時間は気にしなくてもよさそう。30分間の予定なのに、サービス精神旺盛なスタッフが「ほかに歌いたい曲はある?」と次々にリクエストを求めるため、40分まで延長してしまう。

息子が1歳になるころに帰国しなくてはいけないので、それまでのあいだ、たとえ記憶には残らなくてもできるだけ多くの時間を英語に触れさせたい、という思いで育児している。帰国まで約3ヶ月。バークレー生活もラストスパートという感じで忙しい日々だけど、息子に英語教育を贈るために、もうしばらくがんばってみたい。