2013年2月19日火曜日

渡米準備にかかった費用


時期的にそろそろ、留学が決まって渡米準備を始める方々が増えてくると思うので、我が家では何にどれくらいの経費がかかったのかをまとめてみました。将来留学しようかなとお考え中の方も、ご参考までに。

<UC villageへの入居に関して>
・入居申請手数料 たしか50ドルくらい?
(注:この金額については記憶があやふや…。郵便局から国際為替で送金しなくてはいけなかったのと、小さな郵便局に行ったらそこでは国際為替なんて稀なケースだったらしくて局員さん達を困らせてしまったことは覚えているんだけど…。国際為替を申し込むにはパスポートと印鑑が必要だったはず。送金とは別に、手数料が2,000円くらいかかったこともうっすら覚えている)

・部屋が確保できたのち、手付金250ドル+1か月分の家賃(1527ドル)を再び国際為替にて送金
(家賃は間取りによって異なる。私たちはUC village内のWest区画にある2LDK+1bathroomという部屋に住んでいる。入居後の家賃の支払いは、授業料と同じようにバークレーの学生用のホームページからインターネット上での操作で支払うことができる。小切手を書いて送ったりする必要はないので楽)

※2013.5.4追記 先日UCバークレーから家賃値上げの通知が届いたので、うちの家賃は今年の7月1日から1550ドルになった。全戸について1.5パーセントの値上げらしい。

<19日分のホテル滞在費>  約1500ドル
(直前になって探し始めたため、いわゆるホテルには予約が取れず、1泊2人で80ドルくらいのモーテルを転々とすることに…。なぜこんなことになったのかはコチラからどうぞ)

<SEVIS手数料> たしか130ドルくらい?でクレジットカード払いのみ可だったはず。

<アメリカ大使館にてビザ申請手数料> 160ドル×2人分

<成田→サンフランシスコの片道航空券> 約20万円×2人分
(往復航空券の方がはるかに安く済むのだけど、往復航空券を買って復路の分を破棄するという裏技は通用しないらしい。現在は復路の利用について調査されているようで、利用しなかった場合には航空会社からペナルティが課される、とインターネットで学んだ)

<アメリカへの船便> 10万7500円
(クロネコヤマトの単身者パック、段ボール14箱コースを利用。日本から発送する時点で現地での住所が未定でも、到着先で1ヶ月間は荷物を預かってもらえるというサービスが、アメリカでの住所がなかなか判明しなかった私たちにはありがたかった)

<引越し代> 7万7千円
(渡米にあたって東京のアパートメントを引き払うため、夫の実家に家具や荷物を預けるための引越し。ハトマークを利用。仕事が速いし安いので、うちは何度もハトマークのお世話になっている。…と、しっかり書いたのでハトマークさん、帰国時にはひとつよろしくお願いします)


※保険加入について

夫はバークレーの学生のため、SHIPとよばれる学生保険に加入することになっている。これは、既に他の保険会社に入っているから、などといった理由で大学側に権利放棄(Waive)しない限り自動的に適用され、授業料にも保険料が含まれる仕組みになっている。

妻は現地に着いてから個人的に民間の保険会社に加入するつもりで、何の準備もなく渡米してしまった。実はこれがまたいろいろと大変な道のりがあり、最近ようやく保険に入れた(つまり半年近く無保険でアメリカ暮らしというギャンブルな生活であった)。これについてはまたいずれ掲載予定。

だけど、ひょっとして私のような無謀なマネをする奥様が現れたらどうしよう…と責任を感じてしまうのであらかじめ公開しておくと、Fビザではアメリカの民間の保険会社に加入できない!という事実を私は体験した(^_^;)実は保険会社の方で、SSN(Social Security Number)を持っていることを加入にあたっての必須条件としているため、SSNがない人は門前払いされてしまうのだ。
F-1(留学生ビザ)もF-2(留学生の同行家族ビザ)も、アメリカで基本的には就労できないので、「就労できない→アメリカに税金を納められない→SSNの発行を受けられない」→つまり保険会社に入れないということらしい。し、知らなかった!

たいていの方は、ご主人が留学先の学生保険に入り、奥さんとお子さんは日本を発つ前に海外赴任者用の保険に加入してくるものらしい(三井海上、JALなど)。うちは変わり種なもので、これについては経験がないので何も書けず…。

2013年2月12日火曜日

日本製品で重宝しているもの


今回は、外国で暮らしてみてわかる日本製品のよさについて、主婦の視点から紹介してみようと思う。

<メラミンスポンジ>
昨年末に帰国された日本人の方から、実はあらゆる便利グッズをいただく幸運に恵まれた。ソファーとフロアランプを破格で買っただけにも関わらず、日本製の(アメリカ製はちょっとなあ…と購入を渋っていただけにありがたい!)掃除機や、トイレクリーナーやクイックルワイパー、延長シャワーや食器やタッパー(外食時に大活躍している)などなど、申し訳なくなるほどの宝の山であった。

今回いただいたなかで、その実力に感激しているのがメラミンスポンジ。水をつけてこするだけでシンクの水垢もガスコンロや五徳の焦げ付きも食器の茶渋もするんと落とせて、惚れ惚れするはたらきをしてくれる。バークレーではどこで手に入るのかまだ突き止めていないので、小さく切り分けては大切に使っている。


<ミヨシ油脂の純石鹸・食器洗い用>
渡米時に持参したミヨシ油脂の純石鹸・洗濯用にものすごくお世話になっていた。ホテル暮らしのときにはこれで洗濯していたけど(コインランドリーを使うためには25セント硬貨を大量に集めなくてはならず、これが大変だったので、主として手洗いしていた)、充分な洗浄力を発揮してくれた。食器を洗うのにも、素手でこの石鹸を泡立てた程度で汚れが落とせた(油もののときは、拭き取りしたのちに重曹を水で練ったものでねりねりしながら洗う)。そんなこんなで純石鹸に魅了され、その後も愛用してきたのだけど、先月とうとう使い果たしてしまった。

どうしよう、困った…とオーガニック系スーパーマーケットをまわってみたものの、入浴用以外の固形石鹸というものを見つけられずにいた。ふと日系スーパーを訪れたときに日本の石鹸類が売られているのを見つけ、探してみたらやっと発見!El Cerritoにあるyaoya-sanにて1個3ドルちょっとという輸送費込みの高値?で販売されていた(残念ながら洗濯用のものは取り扱いがなかった)。

普段はこれで食器を洗い、下着や靴下、小さめのタオルなどを手洗いするときにも使っている。手荒れしないのがありがたいし、必要以上に泡立たないところも好きなポイントである。


<オーガニックコットンのレッグウォーマー&腹巻>

渡米時は8月だったけどカリフォルニアは夏でも朝晩は寒いと聞き、あわてて購入して荷物に加えた品々。このおかげで冬も乗り越えられているし、身体が冷えやすい人にとっては一年中役に立つので本当におすすめ。以前はオーガニックコットンにはちょっと懐疑的だったのだけど、化学繊維で作られた他製品と比べると全然暖かさが違うので虜になってしまった。

そんなわけで、大事に手洗いしては慈しんできた腹巻が先日無残な姿でお風呂場に打ち捨てられていたのを発見したときには、心の底から絶叫した。裏も表も余すところなく油で真っ黒に煤け、変わり果てた我が子。飄々と帰ってきた夫を問い詰めると、雨に濡れたよしお(自転車)を拭いた、雑巾っぽい場所に雑巾っぽい布が置いてあった(確かに私は、帰宅したら洗濯しようと思って腹巻を洗面台に置いて外出していたけど、それにしても…!)ので使った、とけろりと答える夫に怒りが頂点に達する。泣きながら洗濯するも純石鹸では油汚れに歯が立たず、仕方なく市販の洗剤(Ecover)を使って何度も溜めすすぎを繰り返した。…けれど結局もとの生成り色には戻らず、シマウマのようなまだら模様が入った姿を受け入れざるをえなくなった。悲しい。

カリフォルニアは実をいうとオーガニックコットンの産地のひとつ。探してみたらMaggie'sという会社の製品がEl CerritoにあるNatural Grocery Storeで手に入ることがわかったので、試してみたいと思っている。日本のものより安価(原料の99パーセントがオーガニックコットンなのに、靴下1組で8ドルくらい。日本でこのくらいの純度だと靴下1組で2,500円くらいするのに!)なので、これはぜひ買ってみなくては!と思っている。


<2.25追記>

日本から船便で送って、毎日役に立っている家電があることを書くのを失念してしまっていた(>_<)それは何かというと、加湿器。うちで使っているのはPanasonicのnanoeで、持ってきて本当によかったと思っている。
カリフォルニアは乾燥がひどく、部屋の換気をするために数十分間窓を開けているだけで、湿度計がときには30パーセント未満を指してしまうこともある。心なしか、こちらに住み始めてから肌の乾燥が気になる(普段何もせずにいてある日ふと鏡でまじまじと見てみると、肌が干からびていたりする!)うえに、以前からのどが弱い体質なので、寝るときには必ず使っている。

2013年2月5日火曜日

DMVに行ってきた


在米中に自分が関わることはないだろうと思っていたDMVにとうとう行ってきた。DMVというのは自動車局のことで、日本でいうところの運転免許センターのようなもの。実は、身分証明書欲しさに仮免許を取得しようと思い立ち、筆記試験を受けるために勉強していたのだった。身分証明書(I.D.)としてはパスポートがあれば足りるのだけど、ごくたまに、たとえばお酒を買ったり飲んだりするときなどにお店によってはパスポート以外の写真付き身分証明書を提示するように求められたりことがあるし、そもそも普段パスポートを持ち歩くのは危ないし、といろいろ思うところがあったのだった。

そんなわけで、本免許(筆記試験と実技試験の両方に合格することが必要)の取得を狙う夫に便乗し、仮免許の取得をめざしてOakland(オークランド)のDMVへ出陣!事前にDMVのホームページから予約を入れておいて、バスで30分かけて向かった。

到着してみると、予約なしで訪れた人たちが建物の外にまで行列を作っていた。私たちは予約済みの列に並び、5番目くらいに窓口にたどりついた。筆記試験を受けたい、と言ってパスポートを見せると、「I-20は?」と窓口のおじさんに言われる。え?I-20(大学から発行された、移民情報を記した身分証明書)が必要なの?そんなことホームページのどこにも書いてなかった気がするけど…。持参していない、というと「それがないとダメだ」と言われてしまった。そ、それじゃあ試験は受けられないのだろうか?と思っていたら何だかよくわからないけど結局そのおじさんから申請書類を渡されて記入するように言われる。記入を済ませると今度は受付番号を書いた紙を渡され、番号が呼ばれるから待っているように、と言われる。さっきはI-20がないとダメだと言ったのに、筆記試験は受けられるの?うーん、さすがアメリカ、どうにもわからない!

ほとんど待つことなく、夫が先にカウンターに呼ばれ、次に私が別のカウンターに呼ばれた。私の担当は黒人の若いおねえさん。Hi、とスマイルを浮かべて挨拶したのに黙殺される。一瞬、えっ…(^_^;)と思うものの気を取り直して申請書類とパスポートを見せると、「licenseを取りに来たのね?」と確認され、続いて「I-20は?」と聞かれる。「今日は持って来ていなくて…」と答えると、おねえさんは冷ややかに「それじゃ試験は受けられないわ。受けたいなら持ってきて」と一蹴。とりつくシマなし。AC Transitバスや郵便局、宅配便のやりとりですっかり「黒人=フレンドリーで親切」と思い込んでいた私は落ち込む。そうか、そうだよね、フレンドリーじゃない黒人だっているよね。

とぼとぼと待合席に戻ると、なんと夫の方はI-20なしでも筆記試験を受け、親指の指紋採取と視力検査を受け、写真撮影まで全部終えて仮免許を取得していた(実技試験については別途予約をして受験することになる)。これぞアメリカ、「担当者によって全然違う対応をされる」の巻を体験するはめになってしまった。

おねえさんのブリザードのごとき空気にすっかりやる気を失っていた私が、ふと夫の仮免許を見てみると、「この免許には身分証明書としての効力はありません」と書かれている。なんですと?!それじゃあ仮免許を取得できたとしても意味がなかったのか!もはやいったい何しに行ったんだかわからない一日であった。(その後、DMVでは運転免許とは一切関係なく、写真付きの身分証明書だけを発行してくれるサービスがあると知ったので、もうそれでいいやと思った)

今度はEl Cerrito(エルセリート)にあるDMVへ。夫が仮免許の不備(!)を修正してもらいに行くというので私もくっついて行った。実は仮免許には2通りあって、カリフォルニア州の筆記試験に合格した後、自国での運転免許を持っている人にはtemporary licenseという資格が与えられて(実技試験に合格する前であっても)一人で運転できるようになり、自国での運転免許を持っていない人にはpermitという資格が与えられて本免許を持つ同乗者がいる場合にのみ運転できる、という違いがある。オークランドのDMVで仮免許を取得した際、夫は本来ならtemporary licenseを発行してもらえるはずだったのに、担当者に日本の運転免許証を見せたところ「私は日本語がわからないからダメ」と言われ、自国の運転免許を持っているにも関わらずpermitを発行されたというなかなか理不尽な目に遭っていたのだった。

夫がカウンターで手続きを始めたころ、窓口を見てみると今日はどうも空いているようなので、予約していないけど列に並んでみた。すぐに私の番がきて、運転免許ではなくI.D.が欲しいというと、申請書類と番号札を渡される。待合席で記入を済ませ、番号が呼び出されるまでしばらく待つ。

今回も私の担当はやはり愛想のかけらもない黒人のおばちゃん。I.D.を作るための身分証明にはI-20は必要なく、パスポートだけで足りた。何やかやと端末に入力していくおばちゃん。同僚の女性とは笑顔を浮かべて会話をしているのに、私には能面のごとき無表情で接してくる(-"-)途中で右手の親指の指紋を採取したりしつつ15分くらい待って、ようやく最後の写真撮影を済ませて終了。今後、運転免許を取得するつもりがあるか、と聞かれてノーと答える。それによって、費用が異なるらしい。将来的に運転免許にグレードアップしたいのであれば32ドル、そのつもりがなくてI.D.のみで済ませたいなら27ドル、ということだった。申し込みを受け付けた、という紙でできた仮証明書のようなものを渡され、今日は終了。I.D.は後日(この後日というのが一年後だったりするという噂もあり)自宅へ郵送されると説明された。

(※2013.4.18追記 その後まったく送られてくる気配がなかったので、もう届かないのではないかと心配していたけれど、2日前に無事に普通郵便にて郵送されてきた)

夫の方も、事情を話して日本の運転免許証を見せたところ、「ん~、このアジア人が何か言ってるからとりあえず手続きしちゃえばいいんじゃない?」みたいなやる気のない様子の担当者があっさりとtemporary licenseに修正してくれたらしい。これで何度目かの、「大丈夫なのか?アメリカ!」を心の中で叫んだのは言うまでもない。