2012年9月13日木曜日

我要中国語的能力


カリフォルニアに来て驚いたこと、それは中国人の多さ!アジア人が多いとは聞いていたけど、私の経験からいうとそのうちの8割くらいは中国人であることにびっくり!もっとも大学に通っている夫によると、タイ人も韓国人もインド人もチリ人もいて本当に人種のるつぼなんだとか。

でもやはりUC village内を歩いていて一番多く見かけるのは中国人だし、私が住んでいるアパートメントの隣も向かいも上の部屋も中国人。引っ越してすぐに中古の家具を買い取ったのも中国人からだった。

日本にいたころは反日・反中感情に基づく出来事も起きていたし(今でも、これからも起こるだろうけれど)、感情を扇るような報道もされていた。私自身、愛国心や日本の歴史・外交について考えるときには、正直なところ中国に対する否定的な感情もある。

だけどこちらで知り合い、会話をした中国の人たちは皆本当に感じがよく、親切なのだ。社交辞令もあるかもしれないけれど、日本から来たというと「Oh,Japan!」とニコニコして、口々に「東京に行ったことがある」、「1年間住んだことがある」などと話してくれる。私たちも嬉しくなって、挨拶程度の中国語を使ってみたり、漢字を書いて筆談してみたり、夫は出張で二度中国に行ったことがあるのでそのことを話したりすると、満面の笑みを浮かべて応えてくれる。なかには、バスを待っていたけど全然来なくて困っていたら、同じバス停で待っていた中国人が「もういい、私は車でいくわ!あなたたちはどこまで行くの?乗せてあげる」と車で大学まで連れていってくれたこともあった。(名前も連絡先も告げずに去ってしまったのでお礼はできなかったけど)

そんなとき、お互いに四苦八苦しながら第一言語ではない英語でやりとりするのだけど、内心、少しは中国語が理解できたらいいのにと思ってしまう。慣れない外国で奮闘しているなかで、外国人がたまには自分の国の言語を理解してくれる瞬間があったら嬉しいだろうに。

ここでは、国政のことはひとまず脇に置いておいて、異国の地で苦労しながら勉強し生活している者同士としての連帯感というべきか、無言の平和協定みたいな安らぎが感じられるのが面白い。

~余談~
隣室に引越しの挨拶をしに行ったときのこと。

呼び鈴を鳴らすと、アジア人のおばあちゃんが出てきた。
とりあえず英語で隣の部屋に引っ越してきたことと日本から来たことを告げると、おばあちゃんは顔の前でしきりに手を振る。(いきなり交流拒否?!ジャパンと言ったのがいけなかった?!)呆然としているとおばあちゃんが言葉を発する。

おばあちゃん:「○☆△□×#%~」
夫と私:「??(中国語だ!)」「え、えーと、ジャパン。リーベン(日本)」
おばあちゃん「☆□$#~」
夫と私:(全然わからない)とりあえず私たちの部屋の方を指差し、自分たちの顔を指してみる。「ジャパン、ルームナンバー○○
するとおばあちゃん、向かいの部屋を指差し、次に自分の耳を、それから口を指し示して、最後に×印を作った。
夫と私:「???」(隣家のお向かいさんは、耳と口が不自由なのだろうか?)
おばあちゃんはなおも中国語を話しつづけ、会話がまったく成立しないまま私たちは「グッバイ」と部屋をあとにした。

後日このおばあちゃんに廊下で遭遇したときも(ちなみにおばあちゃんはいつも、共用スペースである廊下に堂々と洗濯物を干す)、話しかけてくれるのだがやっぱり全然わからない。「□♪~」「…Oh,…oh,good bye」実にしっくり来ない。